アラフィフからの「健康」を想う

化粧品関係で仕事をしながら、メディカルハーブセラピスト資格を取得。日々の情報の中から「健康」に関してつづっていきます。

夏バテ対策にハーブティ―を使ってみるなら

 

8月ももう後半というのに

本当に暑い夏です。

 

埼玉県では39.4度の気温を記録したとか。

インフルエンザの時の体温並みです・・・。

 

ただでさえコロナで大変な夏ですから

熱中症と夏バテには気を付けたいものです。

 

そこで、夏バテ対策にハーブティー

取り入れてみるならということで

夏ならではの使い方をご紹介します。

 

こんな方にオススメ

●夏の疲れやだるさを解消したい

●暑さによる食欲不振や胃腸不良を改善したい

熱中症対策をしたい

 

ハーブティーは、汗で失われがちな

ビタミンやミネラルなど体に必要な栄養素を

補って、体の機能の調整をしてくれます。

また、ほぼカフェインを含んでいないため

水分補給としても最適です。

 

ホットで飲むのもお勧めしますが

暑い時には飲みやすくして飲むこともできます。

 

1)暑い体にハイビスカスウォーター

ハやイビスカスはクエン酸、リンゴ酸などの植物酸や

鉄、カリウムなどのミネラルも豊富に含んでいます。

 

酸味の成分であるクエン酸がエネルギー代謝

老廃物の排出作用を助け、疲労回復に役立ちます。

鮮やかなルビー色のティーにさわやかな

レモングラスなどをあわせると、胃の働きも助け

リフレッシュ効果も抜群です。

 

夏のランの後などの水分補給にも最適ですね。

 

●ハイビスカスウォーターの作り方

【用意するもの】

ハイビスカスのドライハーブ:約3g

熱湯:200ml

水:適量

ピッチャー

 

1、ピッチャーにドライハーブを入れ、熱湯を入れて

 冷まします。

2、お好みで氷を入れたグラスに注ぎ、レモングラス

 などを加えます。

3、酸味が強い場合は、ハチミツなどを足すと

 飲みやすくなります!

 

2)ペパーミントのアイスキューブ

ペパーミントの葉を凍らせた

アイスキューブは、見た目も涼しげで

グラスに入れて水を注ぐだけで

涼しげな夏の一杯になります。

清涼感のある香りが脳をシャキッと

活性化させて、心身の疲れをいやしてくれます。

 

アルコールでも、夏場に飲むモヒートは

清涼感があって涼しげで、夏のお酒としても

人気がありますね。

ただし、アルコールは水分にはなりませんので

飲みすぎに注意しましょう。

 

ペパーミントの特徴は「活性後、鎮静」

活性化した後に鎮静作用をもっています。

有効成分が消化管の筋肉の過剰な働きを鎮めて

胃もたれ、胃痛、胸やけなど胃腸の深い症状を

緩和してくれます。

 

胃腸の働きを整える、ジャーマンカモミール

とあわせたブレンドティーは、さっぱり感もあり

リラックス効果も高いので寝苦しい夜の前に飲む

安眠のためのハーブティーとしても最適です。

 

3)食欲増進にスパイス系ハーブ

暑さで食が進まない日は、スパイスや香味野菜

柑橘類や酸味のあるものなど、

食欲アップする食材を上手にとりいれてみると

よいですね。

スパイスの多くは、健胃効果や食欲増進効果など

様々な作用で夏の健康をサポートしてくれます。

 

スパイス系ハーブとしては

カルダモン、クミン、カイエンペッパーなど。

 

個人的には、スパイスカレーにはまっていて

あちこちのスパイスカレーの食べ歩きをしています。

お店によっては、スパイスの使い方が異なっていて

香り高く、夏の食欲が進まない時でも香りをかいで

いると食欲がわいてくるのが不思議です。

 

ガラムマサラは、カレーに限らず様々な料理の

最後に入れて香りや辛味を高めるために

使われるスパイスです。

自分で独自にブレンドしてみても面白いですね。

 

 最近では、スーパーでもフレッシュハーブを

販売されていたりもします。

サラダなどにまぜて、一緒に食べるなど

ハーブの使い方も様々にできるようになりました。

 

夏バテ対策の一つとして、ハーブを取り入れてみるのは

いかがでしょうか?